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クラークの三法則

2001年宇宙の旅などで知られるSF界の巨匠アーサー・C・クラークの提唱した「クラークの三法則」というものがあります。

1.高名で年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。

2.可能性の限界を測る唯一の方法は、その限界を少しだけ超越するまで挑戦することである。

3.十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。

このうち3つ目の「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」はとても印象深くて、自分の中で大切な言葉になっています。

ブランディングプロジェクトは「なんとなく」進めることはありません。

きちんとリーサーチをし、戦略を決めた上でミリ単位の方向決めと、明確なゴール設定をし、具現化していきます。

ゴールに関してはクライアントの求めるゴールのさらに上を常に想定しています。
(確約が難しいので私の中の秘めたゴール設定ですが..)

あとは設計通りブランドマネジメントし、スパイラルアップしていけばきちんとゴールにたどり着くことができますし、さらにその上にたどり着くこともできます。

私の視点では、その結果に対して理由の一つ一つを理解できるし、言語化することも可能です。

しかし、その背景を知らない人にとっては、きっと魔法が起きたように感じるかもしれません。

そこに、クラークの三法則を重ね合わせてつくった言葉があります。

「十分に施されたデザインは、魔法と見分けがつかない。」

ブランディングプロジェクトは数多のデザインの集積です。

別の言い方をすると、膨大なアイデアの塊、と表現できます。

このアイデアの塊で、魔法を起こす。

故に、グティのスローガンは

「本質にアプローチし、魔法のように解決する。」

となっているわけです。

と、ここまで書いたところで、ロールプレイングゲームで勇者よりも魔法使いに憧れを感じた、幼少の頃の感覚が今でも続いているのかもしれないなと気がつきました。

デザインで魔法を起こしてより良い社会をつくっていけたらすごくハッピーだし、それをグティで実践し続けて行きたいなと思います。

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