ズレ改善コンサルティング

これまでブランディングに携わる中で、ある気づきに出会いました。
ブランディングの本質は「ズレ」を無くすことにあるんじゃないか?ということです。
例えば、広告を打っても全然反響が得られない場合。
デザインに問題があるのかな?と思いがちですが、これだと片手落ちです。
考えられるズレはこうです。
・ターゲットの心を動かす内容が入っていない。
・ターゲットの心を動かすデザインになっていない。
・そもそも本来届けたいターゲットがいない媒体を選んでいる。
という具合に、とても多いパターンは「ターゲット」がズレている場合、
もしくはターゲット不明のままなんとなく広告をうっている場合です。
このケースだと、ほぼほぼ広告主の思い込み広告になり、何も伝わらない→反響を得られない、という結果になります。
ターゲットの話は、戦術ではなく戦略カテゴリになるので、そもそも戦略からズレていることになります。
もう一つ似た事例を。
求人広告を大きな予算をかけてうって、ある程度応募があったけど、会社の雰囲気にあって無い人ばかり応募がきた。
もしくは、採用してみたけど、みなすぐに辞めてしまった。
これを「時代のせい」ということは簡単ですし、それもやはり広告主の視点から求人者との何かしらのズレが生じた結果といえます。
この「何かしらのズレ」は「価値観のズレ」です。
価値観のズレ、つまり企業理念の中の「バリュー(価値観・らしさ)」がズレて伝わった結果、会社と価値観の違う求人者が沢山きてしまった、という流れです。
広告をうって成果に結びつかない場合、つい目に目える「デザイン」に問題を見つけようとしがちですが、実はその手間、戦略、企業理念からズレているケースがとても多くあります。
ですので、成果を持続的に最大化するためには以下の流れになります。
①:企業理念を明確にする(メッセージのズレをなくす)
②:戦略を明確にする(ターゲットとコンセプトのズレをなくす)
③:①と②を踏まえた上で、戦術(各種デザイン)を形にする。
弊社ではこのズレ改善の取り組みを「ズレ改善コンサルティング(ズレコン)」としてサービスを提供しています。
ぜひご興味のある方は一度ご相談ください。