採用課題を解決する「働く人の圃場」をつくるブランディング

どうも、グティ関口です。
最近、多くの経営者の方とお話しする中で、企業の共通課題である「人材獲得」についてのご相談を受けることがますます増えています。そんな中、今日皆さんにシェアしたいのは、「採用におけるファンづくり」についてです。
今の時代、採用において自社のファンをつくることが、これまで以上に必要になってきています 。しかし、「ファンづくり」という言葉はどうしても感覚的になりがちなので、これをもっと具体的かつ構造的に理解できるものにする必要があります 。
ファンづくりのうまくいっている事例といえば、ディズニーランドですよね 。私たちの身近なところでも、素晴らしいファンづくりをされている企業やお店はいくつもあります。
「認知度が高い」=「ファンがいる」ではない
ここで一つ、皆さんに注意していただきたいことがあります。新しい取り組みをして認知度が高まったからといって、必ずしも「ファン」が沢山いるとは限りません 。
地元にある”有名な”パン屋さんの例を挙げましょう。そのお店には確かにお客さんはいたはずなのですが、結果として採用がうまくいかず、最近お店を閉じることになってしまいました 。一見うまくいっているように見えても、お客さんとの絆を深め、ロイヤリティを高めるような取り組みやきっかけがなかったのです 。結果として、「まあ、いい感じのパン屋だな」というところで終わってしまっていたわけです 。
コミュニティという「圃場(ほじょう)」をつくる
もしそこから、さらに深い絆をつくり上げるような施策や取り組みがあったならどうだったでしょうか 。「ファンコミュニティづくり」という圃場(ほじょう)をつくり、その土壌から働く人も生み出していく 。私はこれが「働く人の圃場づくり」だと考えています 。
これからの時代、「働く人の圃場づくり」が大前提となるビジネススキームが求められています 。そうでないビジネスは、結局のところ採用課題を解決できず、持続可能性を失っていくでしょう 。
ブランディングの再定義
この文脈において、本当の意味でのブランディングの本質とは、「ファンづくり戦略」であると言えます 。
企業と人との間に本当の意味での絆をつくり、ロイヤリティを極限まで向上させていくこと 。これを真剣に考えなければいけないシチュエーションに私たちは立たされています 。表面的な見栄えを整えるだけでなく、こうした「見えない背骨」をつくる本当の意味でのブランディングの価値は、今、ますます高まっているのです 。
企業を持続可能にするためにも、ビジネスの根底に「ファンを育む圃場」を持つ。そんな視点で、自社のあり方を見つめてみてはいかがでしょうか。