ファーストバンブー
竹林、ありますよね。
竹がバーっと沢山生えている林。
あの竹って全て同じって知ってましたか?
一本の竹を植えると根(地下茎)を伸ばして、同じDNAを持った竹を次々と生やす。
つまり「竹林は巨大な一つの生命体である」が、竹の正しい理解なんですね。
グティで手がけたブランド化された組織をずーっと眺めてると、実はこの竹林のように見えてくるんです。
オラ会社つくるぞ!という人がいて、その想いに共感した仲間が増えていき組織として成長、いつのまにか企業としてのDNAのようなものが脈々と流れていることに気がつく。
社長が飛び抜けたカリスマ、というよりも、一見中心がなくてフラット、だからコミュニケーションも活発でアイデアが自然に行き交う組織。
ただ、間違いなく必要なのは最初の1本目の竹の存在。
ベンチャー精神を持って行動する人を、天敵のいる大海原に最初に飛び込む「ファーストペンギン」と呼びますが、想いを組織の中に浸透させて成長を促していくその出発となる人を「ファーストバンブー」と私は呼んでいます。
今後ますます個人にフォーカスした社会になっていく中で、勇気を持ったファーストペンギンはもっと増えて欲しいですし、想いや組織のDNAを大切にするファーストバンブーもやはりどんどん増えて欲しい、そんなふうに思います。