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黒板

弊社の壁は片側一面黒板になっています。
上から下までドア含めて黒板塗料が塗ってあるので意外と黒板と気づかれず、初めていらっしゃった方はおもむろに私がチョークで書き始めるとびっりされたりします。

以前在籍していた会社の上司、私にとってビジネス師匠ですが、事あるごとに「書け!」と言われ続けました。打ち合わせ中に書かないで話しているとものすごく怒られました。当時は正直よく意味がわからなかったものの、その後の仕事を通じて「書くこと」の有効性を痛いほど感じました。

一番は、書かないとアイデアやアイデアの素が逃げるんです。良いアイデアってだいたい素となるものがあって、それを転がしていくと良いアイデアに行き着いたりします。これがただ話しているだけだと、スッスッと消えてしまうんです。例えば、会議をボイスレコーダーで聞き直すとそのことがよくわかります。「あれ、こんなこと言ってたっけ」がかなりあるんですね。それが、書き出すことで「モレ」がなくなります。

そしてもう一つのメリットが共有です。書き出すことで、その場にいる人と一気に情報共有ができます。さらに手書きだとイメージも含まれるので、共有イメージの「ブレ」がなくなります。

つまり書き出すことで「モレ」と「ブレ」がなくなるんですね。そして、ブレストしやすくなるので会議の生産性もグッと上がります。

ということで会社での打ち合わせはかなりの頻度で黒板を使い重宝しています。
一つデメリットをあげればチョークの粉が結構落ちることですが、なんか学生時代を思い出してこれはこれで良いなと思ってます。
キッズも思う存分絵を描いて遊べますしね。

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